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活動報告

2011/08/05

葛西研究員の論文『日本仏教心理学会誌』2号に掲載。

 2011年7月に刊行された『日本仏教心理学会誌』第2号に、葛西研究員が「運動としての『仏教心理学』」と題して寄稿しています。現代社会において、仏教心理学は、仏教への間口の広い入り口の一つですが、学問体系としては二つの非常に大きな領域にまたがり、研究方法論においても未確立です。仏教心理学が、仏教と心理学との接点への注視を促す運動であることに留意すれば、方法論的な齟齬や未確立にこだわらず、仏教心理学の可能性を柔軟にとらえることができるはずです。この論文は安藤治氏の基調講演に呼応して、学会誌では原理論編としてまとめられました。

日本仏教心理学会