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2018/10/10

佐藤直実研究員、毎日文化センターにて特別講座「仏典の言語」全3回を開始

佐藤直実研究員による特別講座「仏典の原語」が、毎日文化センター大阪校にて始まりました。

仏典は、もともとサンスクリット(梵語)やパーリ語などのインドの言葉で書かれていました。それらが中国やチベットに伝わると、現地の言葉、すなわち、漢語やチベット語に翻訳されるようになりました。たとえば「般若(はんにゃ)」「娑婆(しゃば)」はインド語の音写です。

本講座では、全3回にわたり、これらの言語の概説を行い、仏教用語の理解を深めます。

第1回 サンスクリット(梵語)
聖典を記すために作られた古代インドの人造雅語
第2回 パーリ語
上座仏教の聖典言語として尊ばれる古代インドの方言
第3回 チベット語
インド原典を忠実に翻訳した言語