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日本国内で放送された宗教関連番組のレビューです。

金曜ぷらす～知って得するテレビ～「終活～人生に悔いを残さないために～」
2014/03/21 (Fri) 19:00～20:54 BS朝日
キーワード
終活、人生、絆、生きる
参考
番組公式
　終活。それは人生を終えるにあたり、悔いを残さないよう、また今をより良く生きるための終焉活動のこと。人生の終わりを具体的に考える終活セミナーが、今、シニア層を中心に人気を博している。番組では、終活に取り組む二組の老夫婦(70代と80代)と二人の終活講師の協力を得て、終活を紹介する。お一人様と呼ばれる身寄りのない方の終活も取り上げる。
　年を重ね、数々の身近な死とその家族を見るにつれ、逝く時は人には迷惑をかけたくないと願う。多くの人がそう感じ、元気なうちに準備をしておこうと、終活を始めるようだ。財産や葬儀、お墓、そしてこれからの人生や伝えたい思いなど、いざ考えるとなると、今まで漠然としていた不安や心配が見えてきたり、やりたいことも出てくる様子。葬儀にはどんな人を呼びたいか、家族葬にしたときの注意点などもわかる。また、お気に入りの花で棺の中を自由に彩ったり、周囲の人に感謝やメッセージを残せるように、自分自身で葬儀を企画、演出する人もいる。そうやって人生を閉じられるのは素晴しいことだと、彼女は楽しそうに語っていた。そう、終活といっても決して暗いものではないのだ。
　終活カウンセラーの武藤さんによると、終活で自分の人生や人間関係を見直すことで、日々の生活が大きく変化する人もいるそう。終活を通じて互いの思いを知ることで夫婦や家族の絆がぐんと深まり、家族一人一人にとっても、自らの人生を見つめ直す絶好の機会になるようだ。終活カウンセラー曰く、終活とは、自分を見つめ直し、これからを自分らしく生きる活動であると。
　子としては、いつかは来ると知りながらも、どこか見ないふりをしている。なんだか恐い気もするが、終活に取り組んだ家族はどこか清々しく晴れやかであった。

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