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このコーナーは、宗教情報センターに長年住みついている知恵フクロウ一家の
長老・宗ちゃんと、おちゃめな情報収集家・情ちゃん、そして、
日々面白いネタを追い求めて夜の空を徘徊するセンちゃんが、
交代で、宗教に関わるさまざまなエピソードを紹介します。


第十八回「臨黄ネット「WEB版絵解き涅槃図」」

2012/02/15 第十八回「臨黄ネット「WEB版絵解き涅槃図」」 

情ちゃん 今日、2月15日はお釈迦様が入滅した日を記念する「涅槃会」の日。お釈迦様が入滅するときには、菩薩、弟子や動物など、大勢集まりました。その様子を描いた図が「涅槃図」です。
 昔は、「絵解き師」という人が涅槃図などを絵解きして歩いていたそうですが、今はほとんどいません。そこで、臨済宗妙心寺派教化センター、花園大学国際禅学科、禅文化研究所の共同事業により、この2月2日、インターネット上に「WEB版 絵解き涅槃図」が開設されました。臨済宗妙心寺派中山寺(三重県)と、臨済宗妙心寺派少林寺(岐阜県)の涅槃図がネット上に表示され、そこに描かれている人や動物、器物などにカーソルを置くと名前が出たり、クリックすると解説が出たりします。関連する妙心寺派の布教師による法話へのリンクもあります。
 
 
「WEB版 絵解き涅槃図」
 
(カーソルを置くと純陀の表示が) (純陀の解説)


 画像を拡大して見られるので、便利です。「この何か持っている人、誰?」とカーソルを置くと「純陀」と名前の表示が出て、クリックすると別画面に切り替わります。お釈迦様に最後に供養した「純陀」の解説があります。なぜ、お釈迦様が純陀の供養を「最上の供養」と言ったのかという理由についても書かれています。この解釈は、もしかしたら宗派によって違うのかもしれませんが・・・・・・。また、供養したものについては、「きのこ」や「豚肉」などの説がありますが、この点について妙心寺派のお寺の住職さんが触れた法話へのリンクもついています。新しい時代に合った「絵解き涅槃図」。好きなときに、好きなだけの時間をかけてじっくり楽しめます。
 
(藤山みどり)